ハムスターの妊娠と出産

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ハムスターの妊娠と出産に際して注意しておくべき点

交配が確認できなかった場合は、4日後に交配したオスをメスに近づけてみましょう。メスが攻撃的になっていれば妊娠しているということになります。メスの反応を見て、妊娠していないようなら発情を待ってもう一度交配させます。

妊娠すると、交尾してから10日くらいでメスの下腹部が膨らんできて、体重も増えてきます。交尾が終わった後は、産まれてくる赤ちゃんの事を考慮し、ケージを大きいサイズに、巣箱も大き目の文鳥用のものなどに取り替えて、出産に備えてください。

またケージの場所も静かな所に移し、ハムスターに刺激を与えないようにしましょう。この時期の餌はいつもより栄養のあるものを多く与えましょう。煮干し、チーズ、ピーナッツ、ニンジン、ペレットを多めに与えます。またサツマイモやキャベツ、ホウレンソウなども大切です。他の世話は通常通りでOKです。交尾後約2週間で赤ちゃんが産まれるはずです。

赤ちゃんが生まれると小屋の中から鳴き声が聞こえるのでわかります。覗いたりすると気が立った母親が子どもを殺して食べてしまう事もあるので絶対に刺激を与えてないようにしましょう。

最低7日間程度は、最低限の世話(餌や水の補給)に留めておきましょう。掃除は2週間以上してから行うようにし、餌の量も普段よりかなり多めに与えるようにしましょう。生後20日を過ぎれば里親さんに引き取ってもらっても大丈夫です。

家で飼う場合、産まれて3週間〜4週間経過したら、オスとメスを別々のケージに移す必要があります。なぜならメスのハムスターが成熟し、近親交配がおこる危険性があるからです。

また、別に分けてもその中でケンカをする場合には、さらに一匹ずつ別々のケージに移して飼育しなくてはいけません。ケージ数が多くなるので、スペースが確保できるのかをしっかり考えておきましょう。