ハムスターの病気

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細心の注意を払っておくべきハムスターの病気について

野生では弱っている動物が最初に標的になるため、弱みを外敵に見せまいとして、具合が悪くても本能的に病気を隠そうとします。

ハムスターにも野性の本能が残っている為、病気の発見はとても難しく、目に見えて病気だと分かる時には、もう相当進行していて手遅れになっていることも多いです。

「もう少し様子をみてみよう」と思っているうちに、急に様態が悪くなって最悪の場合は
死ぬこともあります。少しでもおかしいと思うことがあれば、すぐに病院へ行ってください。毎日の世話の所にも書きましたが、日々のチェックがハムスターを病気から救います。

病院探しは、いざという時慌ててしまって意外とできないものです。病気になってから病院探しを始めると、ハムスターの症状がどんどん悪化していきますし、良い獣医さんにめぐり合えず十分な治療を受けることができなくて死亡することも。

どんな動物病院でも犬や猫は見てもらえますが、小動物(ハムスターなど)は見てもらえない病院もありますので、出来れば飼う前に近くの動物病院を調べておく方が良いと思います。

病気のサイン

体調の悪いハムスターは、毛づやが悪くなり、毛並みがボサボサしてきます。ただし、春や秋に毛が生え変わり、毛色が変化するものは病気ではありません。また、普段に比べて食べるえさの量が極端に少なくなるのは不自然です。

急激な体重の変化にも気をつけてください。ハムスターの体重はキッチンスケールで量ることが出来ますので、日ごろから体重を量る習慣をつけておくと良いですね。健康なときのハムスターの耳はピンと張っていますが、体に変調をきたすと、耳がしわしわになって元気のない状態になってしまいます。

その他、夕方になっても部屋の隅でじっとしているのも怪我や病気のサインですので見逃さないようにしましょう。