飼うための道具

どの種類のハムスターを飼うか決めたら次はハムスターのお家の準備です。

最初に必要なものはケージ、床材、トイレ、回し車、吸水器、えさ皿、巣箱ぐらいでしょうか？飼育セットなるものが売られているのでそれを利用してもいいかもしれません。ただほとんどがドワーフハムスター用なのでゴールデンには小さすぎます。

ゲージ

また、ケージには金網タイプ、水槽タイプがあり、それぞれに長所と短所があります。金網タイプは通気がよく、掃除がしやすいのが長所です。床が金網になっているものは、足を挟んで危険ですので必ずはずして使います。側面の金網に手足を引っ掛けて骨折したり、かじって歯を折ったりする事故にも注意が必要です。

水槽タイプは手足を引っ掛ける危険がなく中が見やすいのが長所。保温性が良いので、冬は都合がいいです。その反面、夏場は湿気がこもりやすく、掃除がしにくいのが欠点です。

床材

床材とはケージの下に敷く物の事。新聞紙などでも代用できますが、市販の干草木屑などが売られています。防臭効果のあるものもあります。

吸水器

ケージに付けるタイプ、据え置きタイプなどがあります。

餌皿

丸型で、安定感のある陶器タイプのものがオススメ。乾燥した餌用と野菜などの水分の多い餌用、２種類用意しましょう。

トイレ

一般的にゴールデンハムスターは、決めた場所にオシッコをしてくれます。一方、ドワーフハムスターは覚えにくい傾向があります。絶対設置しなければならないわけではありません。

回し車

ハムスターは、野生では一日数十キロ移動しています。狭いケージでの運動不足解消の為に回し車が必要です。回し車は隙間のあいていないタイプがお薦め。また回し車がハムスターの体に比べて小さいと、窮屈で長時間走れません。ジャンガリアンにはゴールデン用、ゴールデンにはチンチラ用など一回り大き目が良いです。